ひろせ通信

令和2年の診療報酬改定でのオンライン診療の見直し

1)「オンライン診療料」の要件の見直し

①事前の対面診療の期間を6月から3月へ見直す
②事前に患者へ説明し診療計画へ記載することで、緊急時に他の医療機関が対応可能
③対象疾患に慢性頭痛の患者や一部の在宅自己注射を行っている患者を追加

2)オンライン診療のより柔軟な活用

①医療資源が少ない地域で、やむを得ない事情がある場合、初診からオンライン診療料が算定可能に
②医師の所在要件の緩和
③複数の医師がチームで診療を行う場合について、事前の対面診療に係る要件を緩和

3)かかりつけ医と連携した遠隔医療の評価

遠隔連携診療料の創設
かかりつけ医の元で、事前の情報共有の上、遠隔地の医師が情報通信機器を用いた診療を行うことを評価

(厚生労働省保険局医療課/「令和2年度診療報酬改定の概要」より)

  • この記事を書いた人
社員税理士 経営支援部 第1課 マネージャー西本 順一
平成19年 ひろせ税理士法人に入社。
平成24年 税理士登録
法人税法・所得税法・消費税法を、複数ある税法の中でも特に得意分野としています。
MMPG税制会計研究生として、医業クライアントに対して、最新・最良・最適な税制面でのご提案を致します。

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