事業成功の証しでもある「待ち時間」。ただし、放置しておくと患者満足度の減少につながってしまいます。患者心理をよく理解して、対策を検討、実行することが大切です。
対策
物理的(時間短縮/有効活用)
- 院外処方
- システム導入
ネット順番予約機能
携帯呼出し通知機能 - 患者数の平準化
空いている診療コマへの誘導 - 予約診療コマの導入
処置等に時間がかかる患者さんの専用時間帯を設ける - 医療クラーク(シュライバー)の導入
院長の負担を軽減し、診療スピードを上げる - 自由診療等のパンフなどを院内に整備し、待って頂いている時間でPR
心理的(ストレス回避)
- 順番表示
あとどのくらい待てばよいか?
目安を可視化 - 声掛けの徹底
あと何分くらいかかりそうか?
(不満を言われる前に) - アメニティの充実(快適性)
癒しの音楽・画像、絵画、観葉植物
マッサージ器、熱帯魚の水槽
飲料やおしぼりのサービス - アメニティの充実(暇つぶし)
本や雑誌類、知恵の輪
ルービックキューブ
無料のwifi を提供 - スタッフの接遇を強化
スピーディーな動きと笑顔 - (なにより)院長からお詫びのひと言
(診療科目によっても対策が変わってきます。自院の方針等に合わせてご参考になさってください)
こちらも合わせてお読みください↓
診療待ちの患者のイライラ、解消法
院内のアメニティと節税対策
医療クラークの導入について(セミナー開催報告)
- この記事を書いた人
- ひろせ税理士法人 副所長 常田幸男
- 認定登録医業経営コンサルタント登録番号7130
平成10年 廣瀬伸彦税理士事務所(現ひろせ税理士法人)に入社。
開業から医療法人化、事業承継まで幅広く医業クライアントからのニーズに応える。
MMPG認定 医療・福祉・介護マスター
ツイッター https://twitter.com/yT37969190